道場にようこそ。ここは稽古ごとに(できるだけ・・・!)更新します。アメリカ剣道奮闘記、どうぞよろしく!(^^)
2004 3月2日

1月には神奈川から加藤先生、今月は和歌山から宇治田先生が、それぞれ仕事でこちらに見えたついでに、サンフランシスコ道場にも立ち寄って下さいました。加藤先生は30年前にSF道場のメンバーだった方で、その後日本に帰り現在7段。防具は持って来られなかったらしく、パーセル先生の防具を借りてお稽古なさってました。
面を外せば普通のおじさん、面を着けて構えると、すっきりした美しい立ち姿で思わず見とれる。稽古をつけていただいた時は、ひとつひとつの動きについて言葉にしてではなく、しっかり教わった、という気がしました。ひとつだけ言葉にして言われたのは「打ち込みや掛り稽古の時でも、ターンした勢いでいきなり打って来ないで、一旦相手と竹刀を合わせてから打つ様に」という事。今まで自分がやっていた掛り稽古が単なる「がむしゃら打ち」と化していたという事。よく上位の人が「ただ数打てばいいってもんじゃない」と言うが、確かにその通り。
いつも稽古の最後にやる「切り返しドリル」でも普段だったら「もうくたばる〜早う終われ〜!」って感じでやみくもに崩れた打ち方になってしまう時が多いのに、教えて頂いた動きのリズムが頭に残っていたせいか、打ち込み稽古みたいな感じで割とすんなりと行けた。「教える・教わる」ってすごいことですね。
ところで「切り返しドリル」、自分にとっては時々『地獄の』をつけたくなるけれど、若い人には好評。道場の牛若丸と言われるNさんは「いやあ、僕はこれ、好きですよ」とサラッと言うてくれます。まず切り返しを半分、打ち込み(面・小手面・小手胴・面引き面・面引き胴・小手面・面)、そして切り返しの最後の半分。これで1セット。最近はビギナーが増えて時間が無くなった所為で3セットしかやらないけれど通常は5,6セット。基本やら掛り稽古やら地稽古やらのあとで、これ6回やるとへろへろになります。

 

和歌山の宇治田先生は一週間の出張旅行で、防具かついでまずLA、そこで仕事とお稽古、次にベイ・エリアに飛んで来て昼間は仕事、夜はサンフランシスコだけでなく、サンノゼ道場、オークランド道場と回ってお稽古なさるそうです。剣道出張ではなく、仕事の出張ついでにここまでお稽古する人初めて会った。それもほぼ毎日。おまけに道場目指して移動する距離を厭わず。

  小さい写真ですが・・皆で一緒に記念撮影。宇治田先生、お稽古をありがとうございました!

サンフランシスコの稽古では地稽古のとき先生の前になが〜い列が出来ました。いくら剣道が盛んと言ってもベイ・エリアの剣道人口は少ないから、合同稽古や試合などで会う機会も多いし、何となくお互い判ってる。そこに日本から高段者の剣士が訪れたら皆当然喜びます。結果として地稽古の順番待ちが長い列になるわけです。日本とアメリカの剣道スタイルの違いもはっきり言えないけれど何となく感じ取っている。日本からだけでなく、他の地域からここの道場を訪ねて下さる剣士たちは、皆にとって新鮮な剣道を持って来て下さいます。加藤先生、宇治田先生、お稽古ありがとうございました。
稽古の後は当然(!)第二道場。これはもう道場の決まりみたいなもんで・・・。ジャパンタウンの日本レストランで剣道談義に花が咲いてお開きになったのはやっぱり零時。

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